14時00分~17時00分
 
															 
															今回の交流会では、AI選別・IoT測位・デジタル帳票・RPAなど、食品工場のDXを加速させる最前線を、実際の現場での導入プロセスや成果とともに詳しく紹介します。
設備投資のポイントや既存ラインとの連携、導入後に見えてきた改善効果など、単なる技術紹介にとどまらない生産性の向上につながるリアルな学びが得られます。
また、登壇者や参加者同士で課題や成功体験を共有する交流の時間も充実。同じ食品製造業の仲間ならではの現場改善・人手不足対策・生産性向上の具体的なヒントをお持ち帰りいただけます。
食品工場の未来を変えるDXの第一歩に!ぜひご参加ください。
14:00
オープニング
14:00
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14:10
 
															1. 食品製造業の省力化とDX推進に向けた農水省の取組
食品製造業の自動化・DX化は喫緊の課題です。政府が掲げる省力化投資促進プランの下、農林水産省では、業界団体等の関係機関や機械メーカー等との連携を図りつつ、食品製造業の省力化投資を支援しており、関連政策の動向をご紹介します。

阿辺 一郎 氏
14:10
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14:30
 
															2. 流動する作業者の人時測定の自動化
「使用する原料の性状が安定しない」「手作業が多い」「多品種少量生産」などの現場では、予定していた作業人時が変動する場合が多く、日々の生産性を最大化するために作業者が流動して作業を行うことが求められます。
このような現場では作業人時の測定が困難であり、正しく測定しようとすると管理者の負担が大きくなってしまいます。本発表では、BLEビーコン、IoTゲートウェイを組み合わせることで作業人時測定を自動化したマルティースープ㈱の位置測位ソリューション「アイフィールド」の事例をご紹介します。

浜野 潤一 氏
導入システム:マルティースープ㈱ 「アイフィールド」
14:30
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14:50
 
															3. カミナシがもたらした品質管理の業務改革
  フレッシュフードのさらなる「安全・安心」へ
セブン-イレブン・ジャパンは、全国工場約160工場の品質管理業務を『カミナシ』でデジタル化。
本講演では、紙帳票からの脱却、現場の効率化、多国籍人材の活躍支援、食品安全文化の醸成など、製造現場のDX推進の実例を紹介します。

斉藤 俊二 氏
導入システム:㈱カミナシ 現場DXプラットフォーム「カミナシ」
14:50
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15:05
休憩
15:05
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15:25
 
															4. アーモンドAI選別機の導入
輸入アーモンドには虫食いや異物の混入があるため、確実な選別が欠かせません。港湾エリアで選別を行えば、輸入時に保管している倉庫で一貫作業が可能となり、横持ちトラックが不要に。経費削減はもちろん、CO2削減にもつながります。一方で、港湾エリアという立地上、人員確保が難しいという課題もあります。
本セッションでは、㈱ROBITのAI選別機「TESRAY Gシリーズ」を活用した解決策をご紹介します。経験豊富な作業員と同等の選別精度を実現し、省力化を可能にするTESRAY Gシリーズの導入事例や効果を解説。選別品質の向上によって、食品メーカーが原料選別を行う必要がなくなり、製品加工への人員集中が可能となることで、納品先の人員不足対策にも寄与する最新の取り組みをお伝えします。

塩原 隆弘 氏
導入システム:㈱ROBIT TESRAY Gシリーズ
15:25
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15:45
 
															5. 属人化からの脱却とDX推進食品製造業における業務標準化とIT活用
丸善食品工業では、販売・生産・原価管理を統合し、BIやRPA、クラウド化を段階的に導入。
本講演では、㈱内田洋行の食品業向け基幹業務システム「スーパーカクテルデュオFOODs」など、食品業界に特化したシステムを活用した事例も交えながら、属人化した業務の標準化から始まったDXの歩みを紹介します。

内沢 博昭 氏
導入システム:㈱内田洋行 スーパーカクテルデュオFOODs等
15:45
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16:00
休憩
16:00
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17:00
6. 質疑応答、名刺交換
登壇者への質問や、現場が抱える課題や省力化へのアイデアについて参加者全員で意見交換します。
 
															 
															 
															農林水産省 大臣官房 新事業・食品産業部
食品製造課 原材料調達・品質管理改善室長
1999年に農林水産省に入省。
食料の生産・流通、知的財産、環境、国際関係など、幅広い分野の業務に従事。
2024年より現職。
現在は、食品製造業における省力化投資の促進に加え、原材料調達の安定化や品質管理能力の向上に関する業務を担当している。
 
															 
															株式会社やまやコミュニケーション
プラント部デジタル戦略室・室長
2005年にやまやコミュニケーションズ入社
2009年に第一工場(土産用明太子の生産)の工場長に就任
2011年に第三工場(業務用バラコ明太子の生産)の工場長を兼務
2019年にAIによる「たらこ」選別の自動化に向けてデジタル戦略室を創設し室長に就任
現在は工場部門の生産自動化やIT/DX化の企画を推進。
 
															 
															株式会社セブン-イレブン・ジャパン
QC・物流管理本部 QC部 総括マネジャー
食品メーカーにて製造、研究開発に従事。
セブン-イレブン・ジャパン入社後、店舗勤務を経て品質管理部に従事。その後、セブン‐イレブン・北京(中華人民共和国)にて商品開発、品質管理部門の責任者を経て、QC部マネジャーとして食品メーカーと密接に連携し品質管理体制強化をリード。
2019年、QC・物流管理本部 QC部総括マネジャーに着任。
『安全・安心はもとより、「新しさ」と「上質」を追求し、お客様にご満足していただける商品・サービスを提供』
し続けるため、持続可能性の追求、法令順守、適切な情報提供などの領域で戦略立案と実施を統括する。
 
															 
															富士倉庫株式会社
取締役営業部長
1971年生まれ
現在54歳
神奈川県出身
専修大学商学部会計学科卒、2003年中途にて富士倉庫へ入社、総務部配属
ISO9001取得に向け事務局として活動
2009年営業部配属。
ナッツ落花生類の輸入保管事業に従事。顧客より輸入落花生の異物除去の要望により、簡易選別に着手。
2008年落花生工場の構想・建設に従事。
2024年アーモンド工場の構想・建設に従事。
2025年日中落花生会議にて選別機の説明。
 
															 
															丸善食品工業株式会社
管理部 システム課 兼 財務課 課長
1995年入社 勤続30年 山形県鶴岡市出身
鶴岡工場7年
東京本社23年
製造オペレーター、生産計画、在庫管理、受注センター、物流、情報システム、東京営業 、管理部、総務、財務など経験
2007年基幹システム、スーパーカクテル導入
2009年BI導入
2022年RPA導入
2022年Pilot導入(需給調整)
◆ 当日の参加が難しい方へ
現地までお越しいただけない場合もご安心ください。
Zoomによるオンライン参加が可能です。
参加を希望される方は、「オンライン視聴」をからご登録ください。
名称
DX・ITによる現場改善ー食品製造業が挑んだAI・IoT・RPA活用法
主催
農林水産省 食品企業生産性向上フォーラム事務局
開催日
2025年10月21日(火)
時間
14時00分~17時00分
開催場所
アットビジネスセンター東京駅八重洲通り
参加費
無料
無料(食品企業生産性向上フォーラム会員様限定)
現地参加特典
農林水産省様より「交流会参加証」を発行
先着10社限定!工場自動化診断(工場診断)を無料提供
食品プロマネ検定 初級編(受講コード)を無料プレゼント
定員
100名
運営委託
RobotsTown㈱
交流会についての問い合わせは info@food-town.jp まで
※対象者を限定したイベントです。
※申し込みは先着順になります。
定員を超えた場合はお申込みを締め切らせていただきます。